株式会社グラマラスフード

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ソムリエ米津のワインのすすめ~ブドウ畑でつかまえて~vol.4

2017.05.06

【ピッツァとワイン】

今回は、ちょっと実践編です♪

 

弊社グラマラスフードには石釜を取り入れたナポリピッツァのお店「ダニエルズ ソーレ」もございますが、
さて、気になるのはピッツァとワインの相性ですね。
というわけで、早速ですが…

 

・現地では
私の知るかぎり、現地のイタリア人たちがピッツァを食べるときに何を飲んでいるかというと、、、

 

ビールですね。
それはもう、圧倒的にビールです。
でなければ、コーラですね。。

 

私の働くベラロッサでも、観光シーズンになると外国人の方が多く来られるのですが、ピッツァをお召し上がりの方は、やはりビールかコーラですね。。

 

確かにいわゆる粉もんと泡は相性がいいんです。

 

・「粉もん」と「泡」の相性がいいということは…
つまりピッツァとスパークリングワインは相性がいい!ということですね(´∀`)

 

特にオススメは「ランブルスコ」です◎

 

イタリア・エミリア ロマーニャ州のこのスパークリングワイン、日本ではまだまだ少ない赤の微発泡です♪
味わいも甘口(ドルチェ)から半甘口(アマービレ)、辛口(セッコ)とありますので、お好みに合わせてどうぞ^^
また、このランブルスコ、カジュアルなワインですので、ワイングラスでなく、コップで飲んでもOKです◎
 

 

その他、ピッツァはカジュアルなお料理ですので、「シャンパーニュ」や「フランチャコルタ」よりも白桃などフルーティな香りが楽しい「プロセッコ」もいいですね♪

 

・白ワインでは

 

モッツァレラとバジルのシンプルな「マルゲリータ」にはやはりシンプルなワイン、例えば「エスト!エスト!!エスト!!!」や「フラスカーティ」、「ソアーヴェ」などで。

 

アンチョビとオレガノの少し塩味の強い「マリナーラ」にはやや強いミネラルを感じる「グレコ ディ トゥーフォ」を。

 

・気になる赤ワイン

 

さて、次は赤ワインですが、ここまではピッツァとワインいけるやん♪なのですが、赤ワインはちょっと難しいところがあるんです。
赤ワインの渋み(=タンニン)とトマトの酸味がケンカしてしまうのですね。
ならば、と逆に考えると、トマトを避ければ赤ワインでもピッツァに合わせられるんです◎

 

ここまではピッツァにワインを合わせていましたが、今度はワインにピッツァを合わせてみましょう♪

 

まず、基本はカジュアルなお料理にはカジュアルなワイン、ということで、酒屋さんでも売っているようなもの、例えば「モンテプルチアーノ ダブルッツォ」や「キアンティ」などで。
「キアンティ」はカジュアルなワインとは言え、しっかり造られたものは熟成にも耐えうるものになりますので、食材の方でワインの熟成感を補ってあげます。

 

「ワインの熟成感」となると、代表的な印象に「トリュフの香り」「ナッツの香り」があげられます。
ということで、ピッツァにはトマトソースを乗せず、キノコとチーズで♪

 

また、チーズだけのピッツァ「クアトロ フォルマッジォ」にくるみなどを乗せてもOKです◎

 

「モンテプルチアーノ」はフルーティな香りと豊かな果実味がありますので、生ハムや、ご家庭ならロースハムなんかでOKですね。

 

そんなこんなで、今回はちょっと実戦編でしたが、ほかにも「こんなことが知りたい!」「ワインのここが難しい!」などありましたらリクエストもできる限りお応えします!

 

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