株式会社グラマラスフード

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南イタリア陶器が今年も到着しました!

2024.09.02



先日待ちに待ったイタリア陶器が到着!!

昨年3月に注文して、やっとやっとやっと——!到着!

毎回陶器の輸入は遅れたり、書類の不備などあったりで、やきもきしますが、今回は特に初挑戦となるリモンチェッロの輸入もあったので、かなり難航しました。

おかげさまで無事到着して、本当に喜びもひとしお!

今回も店舗スタッフがピチピチ男子を回してくれたおかげでスムーズに運び込み、整理を終える事ができました。これからホチホチとホームページにアップ作業してゆくので、

どうぞお楽しみに♪



そして昨年のイタリア研修をやっと整理&振り返り。


専務大橋と、部長の米津、総料理長木澤とトップ4人が8日間留守にして、初挑戦となるリキュールの輸入に挑みました。毎日2つずつのリキュールメーカーにアポを取り、

恐ろしいアマルフィ海岸の断崖絶壁を何度もグーグルを頼りに巡るという、今までのイタリア旅行の中でもダントツにハードな旅となりました。

きーやんは普段の仕事の方がよっぽどマシというくらい、本当に疲れました~。

しかし、こうやって写真で振り返ると本当に色んな経験したな。

激安チケットだったため、映画も日本語ほとんどなし、長時間フライトの疲れで体力は限界だけど、やっぱり嬉しいイタリア到着!無事ロストバゲージも遅れもなく到着したんだからありがたや~!

疲れた体と胃袋の中、やはりローマを少しでも探索したい!ということで、チェックイン後荷物ほどくのも後回しで、いつものナヴォーナ広場のクルドサック(ここは遅くまでやってて、パテの美味しいエノテカでとてもよく流行ってます)→トレビの泉へお散歩。

さてこれからレンタカーを借りて、早速ヴィエトリへと向かいます。

しかし慣れないイタリアでグーグルを頼りに車の旅は疲れる!そんな大変な旅の始まり始まり~。

途中はカゼルタという小さな街で高速道路を降りてお昼ご飯のレストランを探し、きーやんが見つけたレストランも大当たり♪シンプルで美味しいトマトソースにも♡

そして一軒アポを取っていた蒸留レモンのカンティーナへ立ち寄ってから行きます。

要するにレモンを漬け込んだグラッパですね。これが早速大当たり!今回到着したものもあります!(やっぱりノッポな米ちゃん。)ババに使うお菓子用のリキュールもあって、これもいつか輸入出来たらいいなあ。。

そして、やっとヴィエトリに着いたのはもう夕方。今回は海沿いのアパートをチョイス。アパートを探して駐車場に止めるのも一苦労。

今回の旅はすべてアパートタイプの部屋に皆で一緒に泊まったけど、初日からお湯が出ないというイタリアあるあるで、アパートオーナーに連絡して来てもらったりしているうちに、休む間もなく、パスクワーレが迎えに来てくれて、ヴィエトリのメイン通りへ。いつもの彼のお気に入りのウンベルト通りのレストランで一緒に遅い夕食。(もうすでに22時くらいかなあ)カフェをバールで飲んで、アパートまで送ってもらってバタンキュー。なかなかミッションの多い2日目を終えました。

朝からまずメインストリートにあるリモンチェッロのお店で待ち合わせして、カンティーナへ向かいました。連日の疲れもあって、ちょっとテンション低め。

でもきーやんは朝から元気だったなあ。

昨日のAMATOが素晴らしかっただけに、ちょっと期待外れ。でも色んな事が新たに分かって少しずつリモンチェッロほんまに輸入出来るんか?などちょい不安にもなる。。

ランチはパスクワーレと約束していたので、再びヴィエトリに戻ってパルケッジョに車をピットイン。パスクワーレが連れて行ってくれたレストランがなんと昨年泊まっていたアパートのすぐ近くで、もう一度行きたいと思っていたレストランだってびっくり!超うれしかった!山の手のドラゴネアという地域の「ラ・ファットリア」というレストラン。

そしてヴィエトリに戻り、今のオーダーの製造確認と次のオーダーの為の商談を夕方まで。

色んな新しい陶器があるからやめられない。

旅行中の商談は本当に疲れます。

息をつく間もなく、いったん車をアパートに止めなおして、今度はアレッサンドロに迎えてきてもらい、新しく取引開始のヴィエトレーゼの工房に向かいます。

工房を見学し、またまた商談し、そのあとはアレッサンドロとオーナー夫妻と食事。でかすぎるピッツアと南イタリアのマンジャ攻撃(食べてみろ攻撃)でさすがのきーやんもお疲れで眠そう。24時前にやっと食事を終えてクタクタになってアパートに戻りました。あんまり皆疲れていて写真が見つからない***

さてここからが、恐ろしいアマルフィ海岸のドライブの本格的な始まりです。

しかも工事中のため、かなり迂回してミノーリという町に向かいます。

途中でお腹が減って食べたサルメリアのパニーニがめちゃくちゃ美味しかった!

グラニャーノのパスタの街の近くの山の中だけど、どんどん買い物しに来るお客さんがいる人気のサルメリアでした。

この日は4件アポ取ってたけど、一つはきちんとアポ通ってなくて、結局3軒のリモンチェッロのカンティーナで商談しました。

そのうちの2つ、マンシカルロのリモンチェッロとラヴェッロという町のチョフィブルーナが気に入って、今回どちらも輸入しています。

彼は古くから町のジェラート屋さんを営業していて、そこで出していたリモンチェッロが評判となって、リモンチェッロの製造も始めたとのこと。

可愛いおじいちゃんで、親切。そしてミノーリは今回は迂回したけど、本来ならヴィエトリの隣街なんでこれからも取引が便利そう。ミノーリの街も可愛い静かな街で気に入りました。

ラヴェッロはミノーリからすぐ近くだと思いきや、ラヴェッロ違いで、結局かなり山の中まで行く必要があり、もう日も暮れてからやっと到着。断崖絶壁の崖にある小さなショップで、彼は昔からこの地域のレモン農家で、リモンチェッロづくりも始めたとのこと。素朴な味が気に入りました。

結局また迂回しないとミノーリには戻れないので、夜も遅いし悩んだけど、アマルフィにちょっとだけ立ち寄ってからミノーリに帰ることに。

駆け足でお買い物も出来たし、何より次のポルタ店でのアイディアソースとなるお魚ちゃんまみれのお店も発見。やっぱり旅は一期一会。

ミノーリに戻って車を止めて、マンシカルロおすすめのレストランへ。これがまた大当たりで、世界入りにくい居酒屋でも取り上げられた、激明るいマダムのお店。楽しかった!!

この日はアマルフィ海岸の端のソレントに向かいます。

ここで3件アポを取っていてまずは海岸沿いのショップへ。

ソレント半島のレモンはさらに大振りのレモンで風味もこれまでとはちょっと違います。

そしてもう一つはソレントの中心街の単なる観光客向けのお土産ショップで、駐車場を苦労して見つけてやっとたどり着いたのにちょっとがっかり。

しかし最後の一軒のカンティーナは素晴らしく、イメージしていた通りのレモン畑があって、本当に夢みたいに素敵なところだった。親切な息子が色々案内してくれました。

しかし、大きな会社すぎて、私たちが輸入するにはちょっと規模が大きすぎるから今回は輸入を断念しましたが。ホテルも併設していたり、今度は仕事抜きで訪れたい!

そして、またまた断崖絶壁を進んで今日の宿に到着。素晴らしい眺めのところだけど、Wi-Fiがつながらなくて、グーグルが使えないと私たち何もできないので焦りました。

宿のおじさんと連絡取れて、Wi-Fiパスワードを聞き直してやっと近くの街のレストランに向かいます。しかし本当にイタリアの車の駐車はひどいというかすごいというか。。。こんな斜面でこんな停め方、どうやって今度車を出すんだろう?隙間1cmの駐車。

夜は海岸沿いではパーティーがあって、夜中2時くらいまで大騒ぎ。何だったのかな?断崖絶壁の斜面に映像が映し出され、プールで音楽ガンガンに鳴らしてパーティーしてました。


そして、米ちゃんときーやんは翌朝は海まで散歩に行ったみたい。元気やなあ。。

さてマストの仕事はここまで。しかしフードライナーさんより、もし余裕があればナポリのワイナリーを紹介すると言ってもらっており、本当に詰め込みすぎの旅でゆっくりしたいし、迷ったけど、こんなメンバーで行く機会ももうないだろうということで、最終日はワイナリーに行くことに決定。

まずはナポリに向かうことにしました。

素敵なワイナリーだったけど、ハウスワインを探すつもりでそう伝えていたけど、既に輸入されている高級ワインを進められてちょっと困ったな。後で聞くと、いつも大ママは押しの強いタイプとのこと。でもファミリーで誠実に物づくりをしている素敵なワイナリーでした。

お昼もナポリの絶景を見渡せるレストランでごちそうになりました。

フードライナーさんのおかげです!ブドウ畑も連れて行ってもらいました。

夜はナポリの喧騒の中へ。

突然取ったアパートも大当たり。しかし、本当にナポリの運転は大橋君がいなくては無理だったと思う。ベッドもキッチンも広々。シャワールームも二つ。

ソルビッロに並んだけど、意地悪されてめちゃくちゃ待ったなあ。。。

疲れた体に味噌汁が染みる。。。

最終日はナポリの街を少し散策し、ランチをしてからローマ空港に向かいます。

結局時間がなくて、ほとんどお土産買う時間もなかったなあ。

夕方になんとかフイミチーノ空港のレンタカーショップにたどり着き、レンタカーを返して一安心。途中でどうしてもダウンして米ちゃんに運転変わってもらったけどめちゃ怖かった。

振り返ってみても、本当にハード極まりない旅でした。

もう二度と出来ない!そして二度としたくない!

でもその分色んな実りのあった旅でした。そして事故もなく無事帰れた事が奇跡!

運転してくれた大橋君、通訳してくれたきーやん、道案内をしてくれた米ちゃん、

そして何より留守を守ってくれた皆さんに感謝しかないです!ありがとうございました★

来年はまたイタリア研修行くで—-!!!

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