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ソムリエ米津のワインのすすめ~ブドウ畑でつかまえて~vol.1

2017.03.11

皆さまはじめまして!
春は花粉症に泣かされ、コン◯ックが手放せないソムリエ米津です(T-T)

 

それはさておき、同僚からも「口を開けばワイン談義」「暇があればワイン本」「ワインばか」「ワインクレイジー」などと言われている私ですが
これから私の好きなワインについてたまにお話をしていきたいと思います。

 

皆様にワインを愉しんでいただくお手伝いが出来れば幸いです。

では早速。

 

【お魚と赤ワイン】     

 

ワインとお料理の相性を考えるとき、どのようにお考えでしょうか
やっぱり肉には赤ワイン、魚には白ワイン?
それだけじゃないんです☆

 

 
・まずは白ワインに合うお魚から

 

例えば、マダイやスズキのような白身のお魚は白ワインがおいしいですね。
カルパッチョならよく冷えたヴェルディッキオなんかがぴたっとはまります。
焼きの場合はもう少し厚みのある、例えば少し樽熟成したソアーヴェクラシコあたりを。

 

・では赤ワインに合うお魚は?
ワインとお料理を合わせる時、簡単なポイントがひとつあります☆
それは、「お料理とワインの色を合わせる」こと。
白いお料理には白いワインを。
赤いお料理には赤いワインを。
つまり、赤いお魚には、赤ワインを☆
具体的には、
マグロには赤ワインですね。
カツオも赤がいいですね。
お刺身でいただく場合はやや軽めなサンジョヴェーゼ、特にロマーニャがおすすめです♪
サンジョヴェーゼ特有のちょっと鉄っぽい感じが相性いいんです。
ただ、ワインで合わせる場合はわさびは控えめの方がいいかもしれません。
同じマグロ、生でもヅケにする場合は少ししっかり目にネロダヴォラやプリミティーヴォで、お醤油の甘味にマッチします◎
 

 

・ブリやサバなど脂の乗ったものには…

 

これも赤ワインがいいんです☆

先ほどの「お料理の色と合わせる」からはやや外れますが^^;
お肉、特に牛の場合でも同じですが、脂には程よいタンニンがいいんです☆
このタンニンが脂と合わさると甘味に変わるんです(´∀`)

 

なおかつ、海の食材には海の近くのワインがよく合うんですね。
これはまた長くなりそうなので別の機会に^^;

 

ということで、脂の乗ったブリやサバですが、カンパーニャのラクリマ・クリスティ・デルヴェズヴィオやサルディーニャのカンノナウ、トスカーナ州ボルゲリのカベルネフランなどがあれば最高です

 

あ、サバは焼いてくださいね♪

 

しめサバ、サバ寿司などは酸味と赤ワインがケンカしてしまうことがありますので。。。

 

そんなこんなで、お魚と赤ワインの相性ですが、今回はイタリアばかりでちょっと難しい感じになってしまいましたね^^;

 

次回はもう少し簡単なポイントをご説明します(>_<)

では、また。

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